変化と混乱が続く中、企業をプロアクティブに保護し、信頼とレジリエンスを構築します。Oracle Fusion Cloud Risk Management and Complianceは、Oracle Cloud ERPの財務データへのユーザーのアクセスを制御し、ユーザーの行動を監視し、自動化によってコンプライアンス規制への対応を容易にするセキュリティおよび監査ソリューションです。
組み込みAIで従業員の能力を高め、リスクに配慮した企業文化を推進する方法をご紹介します。
ERPシステムを稼動させる前に、事前構築されたセキュリティルールのライブラリを使用して、ロールがコンプライアンスに準拠していることを確認します。ユーザー受入れテスト(UAT)の遅延、監査結果、およびコストのかかるロールの修正を回避します。
セルフサービスによるユーザー・アクセス要求を可能にし、アクセス権限を付与する前にSoDの矛盾を防ぐことができます。アクセス要求をビジネス・プロセスのオーナーに回覧し、例外を文書化、承認後にアクセスを許可します。
報告、認証、または削除する機密アクセス権限とデータを付与されたユーザーを特定します。
監査およびコンプライアンス(ICFR/SOX)の要件を満たすSoDレポートを確実に生成します。
ユーザー・アクセス・レビューのワークフローを自動化し、アクセスがビジネス・プロセスのオーナーによって承認され、監査およびコンプライアンス要件を満たしていることを確認します。
重要な設定の変更を自動的に監視し、不正または疑わしい変更を特定します。
財務取引のサンプリングから継続的なモニタリングへと進化させ、完全な監視を実現します。
調達‐支払プロセスにおけるユーザーのアクセスと活動を監視し、プロセスの完全性を確保します。職務分離を徹底し、すべての注文書、請求書、支払いを分析します。
レコードからレポートまでのプロセスにおいて、ユーザーのアクセスと活動を監視し、プロセスの完全性を維持します。職務分離を徹底し、すべての補助元帳引、期間末調整、および手動仕訳を分析します。
注文から入金までのプロセス全体におけるユーザーアクセスとアクティビティを監視します。職務分離を徹底し、すべての顧客注文、承認された与信限度額、および入金受領書を分析します。
採用から退職までのプロセス全体におけるユーザーのアクセスと活動を監視します。職務分離を徹底し、すべての給与計算、報酬変更、タイムカード取引を分析します。
直感的な評価と認証ワークフローを備えた内部統制の統合リポジトリで効果的に共同作業を行うことができます。
分析モデルとコンテキスト・モデルを使用してリスクを計算し、最善の行動方針を決定します。
「当社では日々膨大な数の取引を処理しており、その一つひとつに誤りや不正がないかどうかを確認するのは現実的ではありません。Oracle Cloud Risk Managementは、このプロセスを自動化することで、高度なアクセス制御、高度な財務制御、財務報告のコンプライアンスなど、継続的な監視の文化を作るのに役立っています。」
-TrueBlue社、SVP兼最高会計責任者、Rich Christensen氏
AI技術でトランザクションと機密性の高いERPデータを継続的に監視し、不正や誤りから保護します。
システム稼動前にセキュアなERPロールを設計することで、監査にかかる費用を削減します。
使いやすいワークフローとレポートツールにより、煩雑な手作業を軽減し、コンプライアンスにかかる負担を軽減します。
プロアクティブなリスク・マネジメントに焦点を当て、リスクを特定し、アジリティを持って対応するために、より広い範囲で組織を巻き込みます。
リスク・マネジメントのユースケースを読む(PDF)
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