Oracle Database@Azure

Microsoft Azure上のOracle Databaseサービスで、イノベーションとクラウド移行を加速Oracle Database 23ai AI Vector SearchやAzure AIサービスなどの機能を活用して、アプリケーションを迅速に構築し、最新化できます。

Oracle Database@Azureの概要(2:14)
オラクルとMicrosoftの両社のパワーを活用してイノベーションを実現

ミッションクリティカルなマルチクラウド・アプリケーションの実行に新たな可能性をもたらすOracle Database@AzureでのOracle Autonomous Databaseについてご紹介します。

Oracle Database@Azureのメリット

OracleおよびMicrosoftサービスによるイノベーション

  • Azure KubernetesなどのAzureサービスとOracle Autonomous Databaseを活用して、新しいクラウドネイティブ・アプリケーションを構築できます。
  • 自然言語やその他の生成AI機能で既存のアプリを強化します。
  • すべてのワークロードおよびデータ形式に最適化された、完全に自動化されたデータベースを1つ使用して、ビジネス需要に迅速に対応します。
イノベーションの機会の詳細をご覧ください(4:31)
OracleおよびMicrosoftサービスによるイノベーション

OracleデータベースのMicrosoft Azureへの移行と統合

  • オンプレミスのOracle DatabaseおよびOracle Exadataデプロイメントとの完全な互換性によって、ワークロードの移行と統合を簡素化します。
  • Oracle Cloud Infrastructure(OCI)と同程度のOracle Databaseの高レベルのパフォーマンス、セキュリティおよび可用性を体験し、トランザクション処理、分析および混合ワークロードに対する独自の最適化のメリットを享受できます。
  • Oracleの実績ある移行ソリューションを使用して、オンプレミス・データベースをOracle Database@Azureに移行します。
データベース移行の詳細をご覧ください
OracleデータベースのMicrosoft Azureへの移行と統合

購入と運営を簡素化します

  • Microsoft Azure消費コミットメント(MACC)を使用し、Azure Marketplaceを介してOracleデータベース・サービスを購入して、Oracle DatabaseおよびMicrosoft Azureサービスの請求を一元化します。
  • 既存のOracle Databaseライセンスを使用し、OCIを直接使用する場合と同じOracle Support Rewardsを獲得します。
  • プロビジョニング、バックアップ、監視などの手動管理タスクを自動化します。
購入の詳細をご覧ください
購入と運営を簡素化します

Oracle Database@Azureに関するお客様の視点@Azure

  • 「データはあらゆるビジネスの生命線です。クラウドはそれを分析し、インサイトを実用化するための最良の方法です。市場価値2,000億米ドルを超える世界最大級の食品・飲料企業である当社は、Oracle Database@Azureを使用してミッションクリティカルなシステムと関連データをクラウドで実行できるようになったことで、グローバルな事業展開においてより大きな戦略的優位性を得ることができると思っています。」


    PepsiCoPepsiCo、シニア・バイスプレジデント兼グローバル・チーフ・テクノロジー・オフィサー、Magesh Bagavathi氏
  • 「当社は、技術パートナーに、ヨーロッパとアフリカ全域で顧客、シンプルさ、成長に注力するというVodafoneの戦略をサポートしてもらいたいと考えています。今回のオラクルとMicrosoftの新サービスにより、当社は、革新的で差別化されたデジタルサービスを、より迅速かつコスト効率よくお客様に提供できるようになります。」

    –Vodafone、最高技術責任者、
    Scott Petty氏
  • 「金融サービス業界のグローバルリーダーとして、Voyaは、デジタル・トランスフォーメーションの力を活用し、お客様と従業員に最高のエクスペリエンスを提供しています。業務アプリケーションのクラウド化が進む中、業界全体がより優れたセキュリティ、コンプライアンス、パフォーマンスを維持できるよう、クラウド・パートナーシップが貢献できることは大きいと思います。このようなパートナーシップにより、カスタマー・エクスペリエンスの向上、より良い財務成果の達成を支援する新しいテクノロジー製品、ソリューション、サービスの開発が加速するでしょう」


    Voya Financial, Inc.、エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高情報責任者、Santhosh Keshavan氏

Oracle Database@Azureの動作


Oracle Database for Azureの動作に関する図と説明
この図は、Azureのお客様がAzureポータルとAPIを使用してOracle Database@Azureを購入、導入、使用できるようになることを示しています。

選択したAzureサービスと、MicrosoftのデータセンターでコロケーションされたOracle Cloud Infrastructure上で稼働するOracle Databaseサービスを組み合わせます。Azureのお客様がAzureポータルとAPIを使用してOracle Database@Azureを購入、導入、使用することが可能になります。Oracle Database@Azureを支えるクラウド・アーキテクチャの詳細をご覧ください。

Oracle Database@Azureリージョン

北米

北米 Azureリージョン 開始日
  米国東部 2023年12月13日
  カナダ中部 2024年7月10日
  米国中部 近日提供開始
  米国中南部 近日提供開始

南米

南米 Azureリージョン 開始日
  ブラジル南部 近日提供開始

ヨーロッパ

ヨーロッパ Azureリージョン 開始日
  ドイツ西部中部 2024年3月15日
  英国南部 2024年4月5日
  フランス中部 2024年5月22日
  イタリア北部 近日提供開始
  スウェーデン中部 近日提供開始

中東およびアフリカ

中東およびアフリカ Azureリージョン 開始日
  アラブ首長国連邦北部 近日提供開始

アジア太平洋

アジア太平洋 Azureリージョン 開始日
  オーストラリア東部 2024年8月16日
  中央インド 近日提供開始
  日本東部 近日提供開始
  東南アジア 近日提供開始

Oracle Database@Azureのユース・ケース

オンプレミスのワークロードのOracle Database@Azureへの移行

オンプレミスまたはOCI上のOracle Exadataと同様に、ミッション・クリティカルなOracle DatabaseワークロードをAzureに移行および実行します。実績のあるデータベース移行ソリューションと戦略を使用します。既存のAzureとオラクルのスキルを組み合せて運用を簡素化します。


オンプレミスのワークロードのOracle Database@Azureへの移行に関する図と説明
オンプレミスのOracle Exadataインフラストラクチャと同様に、ミッション・クリティカルなOracle DatabaseワークロードをAzureで実行します。オラクルおよびAzureのサービスで最新化とイノベーションを実現します。AzureクレジットまたはOracle Universal Creditsを活用して、購入を簡素化します。既存のAzureとオラクルのスキルを組み合せて運用を簡素化します。

AWSワークロードのOracle Database@Azureへの移行

Amazon RDSをOracle Database@Azureに統合して、ライセンスおよび運用コストを削減します。Oracle Database Extreme Performance版、Oracle Maximum Availability Architecture、Oracle Database Exadataのパフォーマンス最適化、コラボレーション・サポートなど、オラクルとMicrosoftのみが提供するすべてのメリットを得ることができます。


AWSワークロードのOracle Database@Azureへの移行に関する図と説明
Amazon RDSをAzureのOracle Exadata Database Serviceに移行して、ライセンスおよび運用コストを削減します。Amazon RDSよりも高いSLAを提供します。Amazon RDSでは利用できないOracle DatabaseのExtreme Performanceエディションを実行します。Oracle Maximum Availability Architecture、Exadataのパフォーマンス最適化、コラボレーション・サポートなど、オラクルとMicrosoftのみが提供するすべてのメリットを得ることができます。

Oracle Database@Azureによるオンプレミスのワークロードの最新化と革新

Oracle DatabaseサービスとAzureリソースを使用して、クラウドネイティブなアプリケーションを最新化および革新します。Microsoft Cloudの機能、Azureアプリケーション開発ツールおよびフレームワークと、Oracle Databaseサービスのパワーを組み合わせます。Azure DevOpsを活用して開発と導入を最新化します。


オンプレミスの最新化に関する図と説明
データベースおよびアプリケーションをOracle Database@Azureに移行します。Azure Kubernetes ServiceとAzure DevOpsを使用して、クラウド上のCI/CDパイプラインとDevOpsツールでアプリケーションのライフサイクルを最新化します。

オンプレミスの分析のOracle Database@Azureへの移行

Azureでデータ分析アプリケーションを移行および実行します。Azureの分析機能と、最高のパフォーマンスとスケーラビリティを備えるOracle Databaseのクラウド・サービスを組み合わせます。データから即座かつ実用的なインサイトを取得します。


オンプレミスのデータ分析のOracle Database@Azureへの移行に関する図と説明
Azureでデータ分析アプリケーションを移行および実行します。Azureの分析機能と、最高のパフォーマンスとスケーラビリティを備えるOracle Databaseのクラウド・サービスを組み合わせます。データから即座かつ実用的なインサイトを取得します。

Oracle Database@Azureに関するトップ業界アナリストの評価をご確認ください。

  • IDCのロゴ

    「Microsoft AzureユーザーがAzureでOCIシステムを稼働させ、Azure上で実行されるアプリケーションとExadata上のOCIベースのOracle Autonomous Databaseをコロケーションできるようになったことで、これまで非常に多くのAzureユーザーが抱えていた大きな問題が解消されます」続きを読む

    IDC、データ管理ソフトウェア担当リサーチ・バイスプレジデント
    Carl Olofson氏
  • Omdiaのロゴ

    「今や、Exadata DatabaseやAutonomous Databaseなど、Oracle Cloud InfrastructureのさまざまなサービスがAzure内で稼働しています。この事実は、さまざまな面で変化を引き起こすでしょう。」続きを読む

    Omdia、AIおよび分析チーフ・アナリスト、
    Bradley Shimmin氏
  • Constellation Researchのロゴ

    「オラクルは、Autonomous Databaseとそれに対応するExadataプラットフォーム、さらにRACやActive Data GuardなどすべてのHA機能を、世界中のMicrosoft Azureデータセンタに提供するという歴史的なことをしました。」続きを読む

    Constellation Research、バイスプレジデント兼プリンシパル・アナリスト
    Holger Mueller氏
  • Wikibonのロゴ

    「Microsoftとオラクルは、マルチクラウドとは何かを完全に再定義することになりました。これまでに前例のないことで驚いたのですが、Exadataと、OCI上で稼働するAutonomous Databaseを含むOracle Databaseのすべてのクラウド・サービスが、Azureデータセンターにコロケーションされました。」続きを読む

    Wikibon、シニア・アナリスト
    Marc Staimer氏

「Microsoftとオラクルは、マルチクラウドとは何かを完全に再定義することになりました。これまでに前例のないことで驚いたのですが、Exadataと、OCI上で稼働するAutonomous Databasesを含むOracle Databaseのすべてのクラウド・サービスが、Azureデータセンターにコロケーションされました。Azureユーザーは、レイテンシや送受信料金を気にすることなく、Autonomous Databaseのパワーとメリットを直接享受できます。これは大きな変化であり、閉鎖されたエコシステムからの脱却を意味します。」


Wikibon、シニア・アナリスト
Marc Staimer氏

「今や、Exadata DatabaseやAutonomous Databaseなど、Oracle Cloud InfrastructureのさまざまなサービスがAzure内で稼働しています。この事実は、さまざまな面で変化を引き起こすでしょう。既存のOracle Databaseのお客様は、このパートナーシップの拡大が生んだオファーの価値をすぐに認識できるでしょう。一方、Azureでデータベース・サービスを提供している競合他社は、新たな差別化要因を探すことになるでしょう。この新しいサービスはAIの専門家にとって特に重要な意味を持ちます。文字どおりデータをAIのすぐそばに置き、データ・アクセス、セキュリティ、パフォーマンスの面で妥協することなく、生成AIモデルを迅速に実装できるようになるからです。両社がこれまでのパートナーシップを一層拡大したことで、次世代のクラウドがどのようなものになるかが明らかになり、業界の期待はさらに高まっています。」


Omdia、AIおよび分析チーフ・アナリスト、
Bradley Shimmin氏

「オラクルは、Autonomous Databaseとそれに対応するExadataプラットフォーム、さらにRACやActive Data GuardなどすべてのHA機能を、世界中のMicrosoft Azureデータセンタに提供するという歴史的なことをしました。これは単に同じソフトウェアを他のクラウドで実行するという域にとどまらず、そのソフトウェアが共同設計された基盤となるコア・アーキテクチャも実行されます。Azureユーザーは、物理的にAzure内に存在するOCI上でオラクルの高機能データベース・サービスを利用できるうえ、Azure Marketplaceからデータベースをシームレスに購入できます。また、データベースはオラクルが管理します。そのため、Azureユーザーにとっては非常に大きなメリットがあります。」


Constellation Research、バイスプレジデント兼プリンシパル・アナリスト
Holger Mueller氏

「Microsoft AzureユーザーがAzureでOCIシステムを稼働させ、Azure上で実行されるアプリケーションとExadata上のOCIベースのOracle Autonomous Databaseをコロケーションできるようになったことで、これまで非常に多くのAzureユーザーが抱えていた、クラウドでOracle Databaseのフル機能を使用できないという大きな問題が解消されます。ExadataはOracle Databaseを実行するための最も効果的なプラットフォームであり、Azureユーザーには考え得る限り最善の選択肢が提供されることになります。OracleとAzureは相互の顧客の最終的な利益のために真のマルチクラウド戦略を採用したと言え、これはすべてのクラウド・プロバイダが競争に取り残されないために従うべき方向性であると思われます。」

IDC、データ管理ソフトウェア担当リサーチ・バイスプレジデント
Carl Olofson氏

Oracle Database@Azureを使い始める

ディザスタ・リカバリと高可用性の実現

Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)のSilverおよびGoldレベル、Oracle GoldenGateおよびOracle Zero Downtime MigrationがOracle Database@Azureで利用できるようになりました。OracleおよびMicrosoftのベスト・プラクティスの実装に役立つ新しいリファレンス・アーキテクチャの詳細について説明します。

150以上のベストプラクティス設計を見る

アーキテクトやその他のお客様が、エンタープライズ・アプリからHPC、マイクロサービス、データレイクまで、幅広いワークロードをどのようにデプロイしているかをご覧ください。ベストプラクティスを理解し、当社のBuilt&Deployedシリーズで他のお客様のアーキテクトから話を聞くとともに、「Click to deploy」機能を使って多くのワークロードをデプロイしたり、GitHubリポジトリから自分でデプロイしたりすることができます。

営業へのお問い合わせ

Oracle Database@Azureの詳細をご希望の場合は、当社のエキスパートにお問い合わせください。

  • 次のような質問に回答します。

    • Oracle Database@Azureの、Microsoft Azureで実行されている自己管理Oracle Databaseに対する優位性をご説明ください。
    • ワークロードにOracle Databaseを選択する理由を教えてください。
    • OCI-Azure Interconnectを、他のマルチクラウド接続ソリューションと比較した場合の優位性についてご説明ください。
    • OCIで最適に動作するワークロードは何ですか?